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ECサイト vs サイバーモール Part2

アマゾン

サイバーモールとしては楽天市場Yahoo!ショッピングが有名ですが、国内には単独ECサイトとして巨大なマーケットを築いているサイトも多くあります。


独自のECサイトとしてはamazon.co.jp(アマゾンジャパン)を筆頭に、ベルメゾンネット(千趣会)、DELL(デル)、ニッセンのオンラインショップ(ニッセン)などが有名ですね。
特にamazon.co.jpは2009年度の売上高が推定で4,000億円と、売上高で2位につけるベルメゾンネット(千趣会)の710億円を圧倒していますし、独自のECサイトでありながら、3万店舗を超えるストアを抱える楽天市場の推定売上高8,000億円(市場+ブックス)に迫る勢いです。

また家電のヨドバシカメラビックカメラ、アパレルのユニクロ、コンビニのファミリーマートセブンイレブンなど実店舗を多く抱える企業も、ECサイトで大きな収益を上げています。まさに不況知らずのEC業界です。

さて最近良く耳にする“ECサイト”(イーシーサイト)とは、自社の商品(広義では他社の商品)やサービスをインターネット上で販売するサイトのことで、複数の企業や個人商店をインターネット上の一箇所に集めたサイトについては、電子商店街またはサイバーモールと呼ばれます。
独自のECサイトを構築する利点としては、自社の商品やサービスを売るため販売元が明確に認知されて信頼されやすい、自由にサービスや商品提供ができる、マーケティング戦略が容易、などが上げられます。
サイバーモールに出店すると、サービスに制限がかかるため、自由に商品やサービスの展開が行えず、マーケティング戦略が思うように進まないことが多いのですが、独自ECサイトであれば制限を受けることがないため、様々な戦略を練ることができますよ。

ここで問題ですが、楽天市場に出店しお客様に商品を購入して頂いたとします。
このお客様は商品を購入したストアの顧客になるのでしょうか?
それとも楽天市場の顧客様になるのでしょうか?
顧客様は誰のものだ?!


(続きは次回へ)





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